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| d駄文 |
座談
「……妖怪ものに、UFO、魔術系統に、全く関連のない時空関係……」
ぶつぶつと呟くその姿は確かに渾名されるように魔女に見える。
「正直に答えて。君達、何か常識じゃとても考えられないような事態に陥ってない?」
亜季に比べて三人の顔は不自然なまでに硬い。
「……そうなのね。何か時間に関係することね?」
「……ど、どうして……」
翔子は疑問の言葉を洩らす。史記はそれで確証を得たようだ。
「どうして僕達がその『常識では考えられない事態』に陥ったと思うんですか?」
総司は冷静に、史記に問い掛ける。
まるで舞台の台本があって、台詞があらかじめ決められているかのようだ。
亜季の眼差しは史記の動作一つ見逃さないように思慮深い。
「…………」
史記は無言で彼らに対面するように椅子に腰を掛ける。
そして、重い口を開いた。
二人の眼を見据えるように彼女は告げる。
「何か、理由があるはずです」
亜季は確信に満ちた声で問う。
史記はしばし考え込んで、手足を組んで、二人を無言で見つめる。
ガラスを叩く雨音がやけに大きく聞こえる。
「私の見立てなら……君達は今、多分、時間が遡る現象、もしくは時間が停滞している現象、または意識だけが時間を飛んでいる、というような摩訶不思議な現象に出会っているはず」
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